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1996.7.11 奥多摩湖 快晴 気温30℃以上 無風
今年は例年にない水不足で、冬から本湖への流れ込み部は川となったままである。
(これが湖となる以前の姿なのかもしれない)
雪解けによる増水も無く、期待の梅雨もカラ梅雨に終わり、乗っ込みもかなり遅れた様子。
6月末に水面に浮遊するゴミの集まりに少々産卵するのが確認できた。
減水により露出した湖底部に青々とした草が生い茂り、増水後を期待させる。
(草の丈は、50cmくらいまで成長している)
7月9日、台風が接近し雨が降り出し、7月11日未明に雨が止んだが、僅かに関東をそれたため期待したほどの増水はなかった。
しかし、湖面には台風がもたらした大量のゴミや木の枝、倒木が流れており、大型(7,80cm以上)の鯉や
へらが産卵し始めていた。
大型の鯉はゴミの間、水中から姿を現し、体側の金色の鱗を見せては水中へと消えていく。
まるで大蛇か、龍のように見えた。
早速、あせる気持ちを抑え、大荷物をしょって水辺まで降りセッティングを開始する。
ゴミの集団が本湖から流れ込みに向かってゆっくりと流れていく。
ヘラブナ釣りとしては、この流れは厄介である。浮きを固定してしまうとゴミの持っていかれてしまう。
果たして流れていくエサをヘラブナは喰ってくれるのか?
午前10時、釣りを開始。
ゴミの集団に産卵しているので、その下で産卵待ちをしているヘラブナに狙いを定める。
しかし、ゴミの集団はかなり沖目を流れているので手持ちで一番長い21尺、6.3mの竿を出す。
水深を測ってみると1.5mほどしかない。しかも底から50cmくらい草が生えている。
21尺で1mのタナを攻める。ということは、ゴミまでは約10mくらいだろうか?
なんともやりずらい状況である。しかもゴミは左から右へ流れていく。
浮きをゴミにさらわれないようゴミが行き過ぎるのをしばらく待ったり、左にゴミが来たところへ仕掛けを投入しゴミと同じように流し、右いっぱいまで来たら回収する。これの繰り返し。
(左へ投入し、馴染んで戻しのときに正面、右端でエサ落ち)
最初の1時間は大型のハヤ2尾、ヤマベ2尾のみ。あまりの暑さに1時間ほど休憩。
そして再開。午後2時頃待望のヘラがヒット!30cmクラス
3尾目くらいに41cmを記録!みな産卵のため太っているので重く、片手では対応できず両手で竿をささえる。
午後3時、ゴミも流れてこなくなり入れ食い状態となる。
さすがに尺上ばかり20枚近く上げていると腕が上がらなくなり、両手で握りを持って合わせた瞬間、
バキ!という音ともに竿が折れてしまった・・7万もした竿なのに(涙)
釣果: 22枚(すべて30cm以上、)
竿 : 21尺
道糸 : 2号
ハリス : 1号
針 : ヤラズ6号、8号
タナ : 1m
エサ : バラケ=新B×3 + 水×1、R1でしめる。
喰わせ=アルファー21を1:1
その他の奥多摩湖へら釣行記
1997.5.25 雨のち晴れ
満水に近い、肌寒く雨は前日から
もじり多数・・タナは浅いのか?
21尺、18尺のチョウチン
釣果 30cmクラス 2枚
エサ バラケ 新B 6:水1
喰わせ アルファー21、激グル
結局 新B + アルファー21 のダンゴ
落ち込みで食わせる。
1997.5.31 同所
もじり多数
釣果 5枚 9寸クラス
18尺 チョーチン
1999.4.12 ナイター 夕刻16時〜21時
釣果 40枚 すべて9寸クラス
15尺 底
1999.4.26 同所 朝5時〜昼12時まで
前3日間、雨降り続き肌寒い
増水、乗っ込みハタキあり(ゴミ付近)
朝一かなり寄ってくるが、口を使わず糸ずれ多し
激グルにんにくが効果あり
釣果 35、30、30、30の4枚
15尺 底
1999.4.30 同所 夜明け前から
前日、雨のため50cm増水
冷え込み厳しく、荷物が霜のため真っ白に
ハタキ見られず・・もじり多数
釣果 30cm1枚 スレ2〜3
1999.5.3 同所 夜明け前から
暖かいが、もじりのみ
釣果 30cm 2枚 尺以下10枚
スレ多く、アルファー21をカッチリ大きく付けて待つのが良かった。
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