SHOPに整備してもらって、2、3度乗ってお蔵入り。
8年の月日が流れ、処分するか?復活させるか?
一般のSHOPは取り合ってくれないので、修理などまったく経験は無いが、
どうせ処分するなら、壊れてもともとなので自分で整備することに。
保存状態は、コンクリート地面、半屋根の下でシートを被せ、
ガソリン満タン,走行距離7700Km
下記のボタンをクリックすると、簡単な修理記録が表示されます。
まず、上から。
タンク→キャブ→エンジン。
ここまで回復できたなら、バッテリー→タイヤ→ブレーキ→前後のサス。
こんな流れで手をつけてみます。
第一段階として、エンジンが生きているか?
ひとつでもダメなら、このプロジェクトはそこで終いです。
なけなしの予算をつぎ込む割には綱渡りですが、ダメなら捨てればイイやという
気持ちなので、臆することなくやったことも無い修理に取り掛かれました(笑)
ネットで、純正部品を購入できるサイトをチェック。
パーツリストを購入。(5000円くらいしたかな・・・高!)
'88 GSX-R1100 基本DATA 形 式 : GU74A E-6 (南アフリカ仕様) Fフォーク : オイル G-10 オイル量 417 オイルレベル 159 チェーン : サイズ 532 リンク数 114 F-SPROCKET : NT:14 ( OP NT15 ) R-SPROCKET : NT:46 ( E-6 ) バッテリー : 12V - 14AH プラグ : NGK JR9A ( OP JR10A ) Fタイヤ : 110/70V-18 T/L Rタイヤ : 160/60VR-18 T/L エンジン オイル量 : 3.4 L (フィルター交換時 : 3.7 L) ヒューズ : 10A平型 |
Fフォーク・インナーチューブ内画像と共回り防止冶具作成寸法
現在の調子
2011年は、復活後、2回目の車検をユーザーで取りました。
フロント、リヤともにブレーキのエアー噛みがなかなか抜けずに・・
もう何回もいろいろな方法で試してもなお・・リザーバータンクの蓋を取ったまま
ブレーキレバーをきつく握ったまま放置したのが良かったのか?
現在、多少改善されてほっとしてます。
ユーザー車検の時、ストップランプが点きっぱなしとなり、焦りましたが
何とかクリアして(苦笑)電装系イカれぎみですね、たぶん。
帰り道、かぶり始め、下がない感じ
またキャブか!?と嫌な予感・・プラグ確認すると濡れてます。
真っ黒!
でもキャブはイジりたくないので、拭いてお終い。
エンジンオイルの温度が最低50度以上ないと調子悪いですね。
これは、買った当初からこんな感じだったです、思い起こせば。
100度くらいが一番Goodな感じです。
よってツーリングで一休みして、さあ行こうって時に調子悪くなるんで困りますね〜
2011.12.20の横浜横須賀ツーリングの時は、朝入念にアイドリングして
エンジンオイルを温め調子良かったんですが・・・
かなり長い(30分くらい?)渋滞で止まっている時、
オイルランプが点灯したり消えたり!ヤバイか〜!?
油温は156度!!!!
比較的、冬にしては暖かな日だったんだけれど、夏場でもこんなに
高温にはならなかたような・・
オイル漏れ?フィルター目詰まり?オイル劣化?
とりあえず、エンジンOFF
走り出すと温度が下がりますので多少ホットしています。
高温のためオイルの粘度がなくなりサラサラとなり
オイルプレッシャーランプが点灯すると聞き、
オイル&フィルター交換をしました。
過去、SUZUKI純正のOILは問題なかったですが面白みにかけるのでPASS。
「バルボリン」入れたとたんにおかしくなり即交換!
そして「カストロールRS」というオイルを常用していたんですが、
現在見当たらず、とりあえずカストロール!
リッター1200円くらい?の安いやつ
部分合成だからか・・あまり良くなかったかな。
で、今回の油温異常上昇をうけて
エルフのオイルにしました!
4リッター8000円以上しましたが。
指定10W-40のところを
10W-50に替えてみます。
どうなるか?使用フィールをアップしてみたいと思います。
発見!失くしたと思っていた取り扱い説明書を見つけました。
英語ほか3ヶ国語で記述されていて当時はほとんど意味不明でしたが、現在は「ネット」という
強力な味方がありますので、翻訳して抜粋したものをUPしたいと思います。
"ON"
Normal position while operation the
motorcycle.
オートバイを運転する通常のレバー位置です。
予備燃料供給: 4.0 L
When there is no petrol in the carburettor,
turn the lever to the "PRI" position.
Upon starting the engine, be sure to return
the lever to the "ON" position.
ガソリンが全くキャブレターにないとき、"PRI"位置にレバーをターンしてください。
エンジンを始動したら、“ON"位置にレバーを必ず返してください。
Leaving the fuel cock in the
"PRI" position may cause the carburetors to overflow and fuel to run
into the engine.
It is possible that this may cause severe
mechanical damage when the engine is started.
警告
エンジンが始動した際、これが厳しい機械的な損害をもたらす可能性があります。
P-46〜49
To adjust the spring preload, turn the spring preload adjuster clockwise
or counterclockwise to the desired position while all the weight removed
from the front forks.
Position 1 provides the softest spring
preload and position 4 provides the stiffest.
The standard setting of the spring preload
is position 2.
スプリング前負荷を調節するためには、すべての重量をフロントフォークから移動させ、
希望の位置へスプリング前負荷アジャスターを右回りにあるいは左回りに回転してください。
位置1は最も柔軟なスプリング前負荷を提供します。また、位置4は最も堅いものを提供します。
スプリング前負荷の標準セッティングは位置2です。
Be sure to adjust the spring preload on
both fork legs equally.
Making one harder than the other will
interfere with the stability of the motorcycle.
警告
必ず両方のフォーク脚の上のスプリング前負荷を等しく調節してください。
片方のみ1つ硬くすると、オートバイの安定性が失われます。
“ANTI-DIVE ADJUSTMENT”
The front forks incorporate an adjustable
anti-dive feature. The three numbered positions on the adjusters determine.
(1)The amount of
anti-dive effect provided when the front brake lever is operated, and
(2)the amount of compression damping force
provided when the front brake lever is not operated.
Position 3 provides the greatest amount of anti-dive effect(or compression damping force when the front brake isn't being used)
and position 1 provides the least amount.
フロントフォークは調整可能なノーズダイブ抑制装置が組込まれています。
アジャスター上の3つの番号が付けられた位置は決定します。
(1)
フロント・ブレーキ・レバーが操作される時提供されるノーズダイブ抑制の量、および
(2)
フロント・ブレーキ・レバーが操作されない時提供される圧縮減衰力の量。
位置3は最も大きな量のノーズダイブ抑制力(あるいはフロント・ブレーキが使用されていない場合の圧縮減衰力)を提供します。
また、位置1は最小量を提供します。
P-54〜57
To change the setting, turn the adjuster
knob so that the desired position number is opposite the arrow.
This motorcycle is delivered from the
factory with these adjusters set to position 1.
セッティングを変更するには、希望のポジション番号へ矢印の方向へ、アジャスターを回してください。
工場出荷時のセッティング値は、位置1にセットされています。
WARNING
To obtain the desired amount of anti-dive action and compression damping
force,
be sure to set both front fork adjusters to the same position number.
希望の量のノーズダイブ抑制量および圧縮減衰力を得るためには、
必ず両方のフロントフォーク・アジャスターを同じポジション番号にセットしてください。
As you turn the adjuster, you will notice a
click as you reach each number position.
Position 1 provides the softest damping
force and position 4 provides the stiffest.
The standard setting of damping force is
position 2.
位置1は最も柔軟な減衰力を提供します。また、位置4は最も堅いものを提供します。
減衰力の標準セッティングは位置2です。
Note:
The adjusting dial can turn arrow direction
only.
調節するダイヤルは矢方向のみに回すことができます。
WARNING
Be sure to adjust the spring preload on
both rear suspension unit equally.
Making one harder than the other will
interfere with the stability of the motorcycle.
警告
必ず、両方の後部サスペンションユニット上のスプリング前負荷、等しく調節すること。
片方のみ1つ硬くすると、オートバイの安定性が失われます。
P-58〜60
“ Circuit Breaker”
回路ブレーカー
The circuit breaker is a circuit protection device designed to operate when the main circuit load exceeds the rated amperage.
When overloaded,a red button on the breaker pops out approximately 1-2 mm.
The circuit remains open until the overload is corrected and the breaker is reset.
To reset,wait approximately 10 minutes to cool the breaker and push in the red button.
回路ブレーカーは、主回路の負荷が定格アンペア数を超えたときに動作するように設計された回路保護デバイスです。
過負荷がかかった時、ブレーカー上の赤いボタンがおよそ1-2mm、飛び出ます。
過負荷が修正され、ブレーカーがリセットされるまで回路が開いたままになります。
リセットするには、ブレーカーを冷却し、赤いボタンを押して約10分間待ちます。
P-149
そろそろ春を迎え、ツーリングの季節到来!
ということで、エンジンをかけようとしたところ・・
まぁ、案の定というかバッテリーが弱弱しくということで、
4輪からバッテリーコードでサポートしようとしたところ
何を間違えたか、バチッ!と火花が!!!
それ以来、メイン電源が入らずただの鉄くずに!
コードが物凄く熱くなってる(汗)
フューズが飛んだか?
ハーネスが焼けたか?
お釈迦か?
タンク外したり、バイク屋にTELしてみたり(例によって古すぎて相手にされず)
ハーネスの在庫確認したら廃盤で・・
ただ、バイク屋との会話の中でヒントを得まして、
10Aのフューズ群とは別に30Aのフューズがたぶん飛んでるのかも?と。
パーツリストやら取説やらみても、よくわからず・・
ネットの書き込みをみていたら、な、なんと
同じ症状になってる書き込みと解決策が!!!
な、なんと家庭のブレーカーよろしく
このバイクにもブレーカーがあると書いてあるではないか!
上記、画像の赤丸の中、赤いポッチを押したら
難なく復活しました(苦笑)
はじめて知りましたよ、BIKEにブレーカーがあるなんて(笑)
知らないという事は恐ろしいもので右往左往したり絶望感に陥ったりビビリました。